スウェーデンでは、全国どこでもザリガニを食べることができるのに対スールストロミングし、スールストロンミング・パーティーは北部の土地柄ならではのお祭りになっています。スールストロンミング(発酵させたニシン)は、昔ながらの魚の保存方法によって造られています。塩が高価だったため、北海でやっていたように塩漬けにして貯蔵する代わりに、塩を、ニシンを腐らせることなく発酵させるのに必要なだけ用いたのです。今では缶詰になっていて、缶詰めにした後も発酵が続くため、一年も経つと缶はパンパンに膨れ上がります。

8月に入って「一年もの (vintage) 」の缶を開けると、奇妙な、慣れない者にとっては鼻を刺すような臭いが辺りに広がります。ニシンと一緒にジャガイモを食べ、ビールやシュナップスを飲みます(通はミルクがいいと言いますが)。また、チュンブロー(薄いパン)という北スウェーデンの酵母なしの大麦パンでニシンを巻くようにして食べたりもします。

surströmmingsklämmaスウェーデン交流センターでは、この「世界一悪臭を放つ食べ物」の、試食会を行い、スウェーデンの食文化に触れて頂きます。地元新聞やテレビ局の取材を受けるなど、毎年募集定員を大きく上回る参加申込みのある注目のイベントです。

 

今年度のスールストロミング試食会は 9月9日(日)を予定しております。