スウェーデンは日本より緯度が高いため、夏の日照時間は長く、冬は逆に短くなります。

12月の冬至に近い時期は、首都のストックホルムでも陽が昇るのは10時すぎ、陽が沈むのは2時半ごろと、曇天も多くなることもあって総じて「暗い」というイメージを多くのスウェーデン人が抱いています。そんな暗く寒い冬のスウェーデンに、光をもたらすと言われているのが「聖ルシア」。スウェーデンでは、毎年12月には聖ルシアをお祝いする「ルシア祭」を行っています。SCFでも毎年ルシア祭を行っており、この期間館内で開催されているクリスマスマーケットとともに、日中はクリスマスのクラフト体験やジンジャークッキーのアイシングをご来館の皆さんに楽しんでいただいています。

昨今は2019年末から世界中に影響を及ぼした新型コロナウイルスの影響もあり、従来のルシア祭とは違った形でルシアの雰囲気を楽しんでいただけるような企画を開催しております。

 

2022年12月に開催したルシアコンサートでは、道内在住のスウェーデンに縁あるミュージシャンのデュオ「葉音-HAON-」と、スウェーデンの楽器「ブンネ楽器」を日本に紹介しているブンネ・ジャパン株式会社の方々にご出演いただき、スウェーデンの雰囲気を感じていただきました。